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他キャリア端末による携帯電話契約

「Jドコ」とか「デジドコ」とか「イドドコ」とか「ドコイド」とか…

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●そもそも「Jドコ」とかって何?
N502it+IDO契約J-SH07+DoCoMo契約

日本のいわゆる「第2世代」方式の携帯電話(平たく言えば「デジタル方式携帯電話」)は、「PDC」という共通の規格に乗っ取っています。この「PDC」方式は、最大手のNTTドコモはもちろん、Jフォングループも、ツーカーグループも採用している方式です。KDDI(au)は、2003年3月いっぱいでPDC方式のサービスを終了しました。
つまり、基本的にはどの会社の端末も、同じ規格に乗っ取っている以上、条件さえ満たせば「通話する」という目的に限ればどの会社でも使えるというわけです。
しかし世の中の多くの人々は、「ドコモの携帯はドコモ契約でしか使えない」「Jフォンの携帯はJフォン契約でしか使えない」「ツーカーの携帯はツーカー契約でしか使えない」と考えているのが普通です。悲しいことに、携帯電話屋さんの店員でもこのように考えている人がほとんどです。
このページでは、そのような世の中の常識を覆して(?)PDCの規格に乗っ取った使い方を解説しています。

●用語の解説

このページでは独自の用語が頻発するので、先に解説をしておきます。

基本的にはこの類の独自用語は、前半2文字で「端末のブランド」、後半2文字で「契約する携帯電話会社」を示します。そのうち「ボードコ」などとも呼ばれるようになるかもしれません。

●Jドコ(など)ができる条件

このような「Jドコ」「ツカドコ」などの、いわゆる「他キャリア端末による契約」を実行するためには、下の表を見て「○印」がついていることが必要です。

◎…常識的に可能 ○…可能 ×…不可 ?…不明(理論上可能かもしれない)
 端末のブランド
ドコモ
(ムーバ)
ドコモ
(シティフォン)
ドコモ
(FOMA)
Vodafone
(0x,5x機種)
Vodafone
(VGS)
ツーカーau
(デジタル)
au
(cdmaOne)
(cdma2000)










ドコモ
(ムーバ)
××××××
ドコモ
(シティフォン)
×××××
ドコモ
(FOMA)
××××××
Vodafone
(0x,5x機種)
×××××
Vodafone
(VGS)
××××××
ツーカー×××××
au
(cdmaOne)
(cdma2000)
×××××××

ここで、「ツカデジ」つまり、ツーカー端末をJフォンで契約するのは、規格上は可能なのですが、Jフォンショップ側でなぜか禁止しているので事実上不可能です。
これについては「受け付けている」という情報も頂きました。ここでの記載は俺が別件でJ東海のJフォンショップに行ったところ「ツーカー機受け入れ不可」という内容のことが書いてあったのが根拠となっていますが、受け付けているという情報があるので確認を急ぎたいところです。
しかし上の表を見るとわかりますが、もうサービスしていないIDOのデジタル端末でドコモ契約をしたり、もう新機種の発表が絶望的なドコモのシティフォン端末でわざわざJフォンやツーカーの契約をしたりするのは、ごく一部のマニアに限られると思われるので、ここではそれらの説明は省略します。なお、手続きなどの手順は大差ないので、参考程度に読むのはかまわないと思います。
ここではJフォン端末やツーカー端末をドコモのシティフォン契約する「Jドコ」「ツカドコ」について、特に詳しく触れておきたいと思います。

●Jドコ、ツカドコのメリット・デメリット

思いつくままに挙げてみました。ちなみに「イドドコ」などでも、一部を除き長所短所は大きく変わりないです。

長所

  1. シティフォン用の端末にはない、折り畳み、カラー端末、16和音や40和音、カメラ付き、Java機能などが使える。
  2. EFRなどが(運が良ければ)有効になるので音が良い。
  3. (運が良ければ)飲み会のネタになる(笑)。
  4. 雑誌に載る(笑)。
短所
  1. スカイメール、Vodafont Live!、EZwebなど、メーカー独自のメールやウェブ機能などは一切使えない。
  2. 手続き開始から使用可能になるまで1週間以上時間がかかる。
  3. 端末が故障した場合、一旦白ROMにしてから本来のブランドへ修理を依頼しなければならない。
  4. 無事手続きが終わったとしても、端末に番号が書き込めなかったり、番号が書き込めても発着信ができなかったりする場合がある。
以前は「ショートメール利用不可」を短所欄に記載していましたが、一部機種ではショートメールが使えるそうです。

さらに長所なのか短所なのかわからない点として、電波の入り方が良くなったり悪くなったりすることがあります。これは一般的に、技術の進歩などのお陰で、新しい機種は従来の機種よりも電波を拾いやすくなっているのですが、各社で使用する周波数帯が微妙に違うために、特定のキャリアに特化して電波の捕捉をチューニングした端末の場合(そのような端末があるかどうかは不明ですが)、電波の入りが悪くなることも考えられます。
まぁ、早い話が素人にはお勧めできないということです。

●本当にそんなことができるのか?

できます。

ドコモ中央発行の「携帯電話・FOMAサービス ご利用ガイドブック(2003年4月版)」152ページには、次のような記述があります。

ドコモブランド以外の電話機を利用されるとき
ドコモブランド以外の電話機を利用されるときは、利用したい電話機などをご持参のうえ、ドコモお客さま窓口へご来店ください。ご来店時には以下の確認をさせていただき、利用できる場合、ドコモの「お買い上げ」電話機と同様に手続きいたします。
・電話機に、無線設備技術基準適合証明番号(技適証明番号)と、端末設備技術基準適合認定番号(JATE)の表示されたシールが貼付されているかどうかを確認します。接続性確認に合格しているものであっても、ドコモの提供条件を満たさない場合があります。
・電話機に、電話番号が登録されていないかどうかを確認します。電話番号が登録されている場合は、解約された電話番号または料金未払いの電話番号でないか確認します。異なる営業区域の電話番号が残っている場合は、旧営業区域のドコモの承諾を得てから利用できるようになります。
これはまさに「Jドコ」「ツカドコ」のことではありませんか。ということで、ドコモ中央ではこの記述を印籠にして、支店窓口(お客さま窓口)へ行けばいいのです。とはいえ、お客さま窓口はあまり数が多くなく、特に千葉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨県の人たちは遠すぎて不便かもしれません。しかしだからといって、ドコモショップでお客さま窓口への取り次ぎを依頼しても、断られるケースがほとんどです。その場合は諦めるしかないのですが、上記の某県で取り次いでくれたという情報も少しはあるので、ダメモトで頑張るのも一手かもしれません。従来は支店窓口のみでの受付となっていましたが、支店窓口の大幅縮小に伴い、2003年6月頃からドコモショップでの受付も開始したようです。また、会社境界をまたいだ機種変更の取り扱いも可能なので、会社境に近いところに住んでいる人は、東海(や関西)のドコモショップを利用する手もあります。

ドコモ東海には、ドコモ中央のような「お客さま窓口」はもう全廃されて存在していないので、ドコモショップ全店での受け付けとなります。しかしドコモ東海に限らない話ですが、ドコモショップの店員は必ずしもドコモ東海の社員ではなく、このような知識が必ずしもあるとは限りません。また、シティフォンと他社携帯の白ROMを持ち込んで「持ち込み機種変更したい」と言ったとしても、ほぼ間違いなく「ドコモ同士でないのでできません」などと断られるでしょう。俺も最初はそのように言われました。
そこで俺の場合は、ドコモ東海お客さまセンター(ドコモの携帯から151、一般電話から0120-800-000)へ電話して聞きました。要約すると以下のような感じです。

俺「今シティフォンを使っているのですが、ドコモ中央の「〜ガイドブック」に↑のような記述がありますが、ドコモ東海にはお客さま窓口は無いですよね、これを申し込むにはどこへ行けばいいのですか?」
*「ドコモブランド以外というのは、要するにJフォンさんとかツーカーさんとかの端末とかを利用したいということですか? 確認して折り返しお電話を差し上げます」
数分後
*「ただいま上司に確認しましたら、ドコモショップで受け付けが可能ということでした」
俺「では、ドコモ東海のドコモショップならどの店でも受け付け可能ということですか?」
*「そうです」
俺「先ほどドコモショップでお願いしたら断られてしまったのですが」
*「申し訳ありません。それは恐らく店員にそのような知識がなかったと思われますので、お手数ですがもう一度ドコモショップへご来店いただき、お客さまセンターに電話をしたらこちらで扱うように言われた、とおっしゃっていただけますか?」
こうして「お客さまセンターでできると言われたのですが」などと切り出すと、店員もさすがに本気で方法を調べてくれるはずです。具体的にはドコモモバイル東海から専用の用紙をFAXで取り寄せるようですが、このへんはよくわかりません。

ドコモ関西は正確にはわかりませんが、東海と同様で、中央の「支店窓口」に相当するものが無いようなので、恐らくドコモショップでの受け付けになると思います。

●Jドコ、ツカドコを実行する

基本的には新規契約でも機種変更扱いでもできるのですが、上にも書いたとおり故障した場合は端末を白ROMにしないと修理ができないので、新規契約をしたい場合でも最初は普通にP158あたりを申し込んで、ドコモ純正シティフォン端末を入手しておくことを強くお勧めします
さらに、契約をしたいJフォン端末、またはツーカー端末はあらかじめ白ROMにしておきます。

こうして準備ができたら、ドコモ中央の場合は「支店窓口」へ、ドコモ東海の場合は最寄りの「ドコモショップ」へ行きます。持っていく物は基本的に契約をしたいJフォンやツーカーの端末だけで良いのですが、念のために今契約しているシティフォン端末なども持っていった方が良いかもしれません。この段階では、通常の機種変更時に必要な身分証明書などは必要ありません。
こうしてドコモの店員さんを説き伏せ、双方ともに準備がようやく整ったわけですが、この場ですぐ番号の移動ができるわけではありません。実際に番号を端末に書き込むには「鍵登録」という作業が必要になります。
これはドコモに限らず、携帯電話の端末に番号を書き込む時には、「鍵」(パスワード)が必要になります。自社の端末ならこの「鍵」はすぐにわかるのですが、他社の端末の「鍵」を入手するには、その会社に「鍵」を問い合わせる必要があります。こうして問い合わせた「鍵」は、ドコモのコンピュータに登録されるので、あとで番号を移すときは、通常の機種変更と同じ操作で番号の書き込みが可能になるのです。
ここで、契約したい端末が白ROMになっているかを確認した上で、本体のどこかに書いてある「製造番号」「JATE認定番号(四角囲み[T]で始まる記号)」「技適番号(四角囲み[R]で始まる記号)」「機器メーカー」「機種名」などを係の人が用紙に記入して、この日は終了となります。係の人はこれを担当部署へFAXし、「鍵」の問い合わせを依頼するわけです。
それから1〜2週間ほどして、「鍵」がドコモのコンピュータに登録されると、依頼した窓口やドコモショップから、来店するように連絡が入ります。このときは通常の持ち込み機種変更と同様に

が必要となるので、忘れずに持っていくようにします。あとは通常のドコモ同士の機種変更と同様に、製造番号をバーコードリーダーで読み込ませ、2台の端末をコンピュータ(アラジン端末)に繋いで番号登録後、発着信試験の後、機種変更料金を支払い、晴れて作業完了となります。この作業は順調にいけば15分程度で終了します。ちなみに、メモリダイヤルの移行はできないようなので、何らかの方法で自分でやってください。また、番号書き込み前に端末に残っているメモリダイヤルや画像や着メロやJavaアプリなども保証の対象外のはずですが、少なくとも俺(J-SH07)の場合は全部そのまま残っていました。
また、念のために書いておきますが、発着信試験は係の人の目の前で絶対にするようにしてください。番号が端末に書けなかったり、番号が端末に書けても発着信ができなかったりする場合があります。この時点で利用不可ということになれば、機種変更料金はかかりません。いまどき作業後に試験をしない腐ったショップは無いと思いますが、念のため…。

●経験談

以下の内容はあくまで「経験談」であり、必ずしもそうなるとは限りません。

●EFR

これについては「ドコモ1.5Gはハイパートークじゃないし、第一ボーダフォンのEFRとハイパートークはコーデックが違う」との指摘をいただいたので、全面的に削除しました。危ない内容を含んでいましたし。

●参考リンク

函南エクスプレスの1.5Gプロジェクト!
手続きの方法のほか、機種別の成功例などにも触れられています。

たむさんのドコイド(DoCoIDO)プロジェクト!
ドコモ端末をauデジタルで使う方法を解説していましたが、auデジタルがサービス終了したので、現在では博物館的存在となっています。

電気通信番号指定状況
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